収支の見直し=価値観の確認なのである
ライフプランを考える上で、現状の収支を見直す事は欠かせません。
必ず通る儀式のようなもの。
ちなみに収入を見直すというのは「転職」「副業」など重い話になってくるので、
ここでは支出の見直しについて考えていきます。
支出見直しへのアプローチは2つの視点があります、
①理想を描いてムリヤリ現実に近付ける
②ひたすら無駄を省いてスリムにしていく
①の場合は理想のフォーマットを描き、現実をはめ込んでいくアプローチ。
②の場合は現状分析を行い無駄遣いを減らしていこうとするアプローチ。
一般的に「節約」「家計見直し」を考える際に②の方法が取られがちですが、
個人的には①の方が好きです。
と言うのも、無目的に節約を追求していくと、
・家賃の安いところに引っ越そう
・食費を下げる為に1日2食にしよう
・交通費を浮かせる為に歩こう
・同僚と飲みに行くの止めて真っ直ぐ帰ろう
こんな感じになります。
…こんな人生楽しいですか?
①の場合はこうです。
・家賃は8万円
・保険料は2万円
・通信費は家族で2万円
・車の維持費は1万円
・外食費は5万円
・貯金は5万円
こんな感じで理想のフォーマットを描き、そこに現実を当て込んでいくと
「譲れるところ」と「譲れないところ」が出てきます。
飲み代は落とせないから、その分スマホ代を下げよう。
とか。
趣味にお金をかける分、外食を控えよう。
とか。
こう考えると収支の見直しというのは
何が好きで何が嫌いか
何に価値を置いているのか
行動パターン・思考パターンの確認作業とも言えるのです。