FPに必要な知識と力とは
ファイナンシャルプランナーがどんな仕事をしているのか。
そこをお話しする前に、FPの資格を取る為にはどんな知識が必要なのかを確認していきましょう。
主に6分野です。
①社会保障
②生命保険損害保険
③資産運用
④税金
⑤不動産
⑥相続贈与
では具体的にどんな相談が来た時に対応できるのか。
①社会保障
老後の年金がいくら貰えるのか
②生命保険損害保険
保険を見直したい
③資産運用
どういう方法でお金を貯めれば・増やせば良いか
④税金
節税したい
⑤不動産
家を買いたい売りたい
⑥相続贈与
相続税を少しでも抑えたい
一例を挙げるとこんな感じ。
こうしてみると、
①老後の年金額→自分で調べろや
②保険の見直し→保険ショップに行けや
③お金を増やしたい→銀行に相談しろや
④節税→税理士に相談しろや
⑤家を売り買いしたい→不動産屋に行けや
⑥相続税を抑えたい→税理士に相談しろや
各分野それぞれに専門家がいますので、別にファイナンシャルプランナーにわざわざ相談せんでもええやん?となります。
自分で調べようと思えば調べられるし。
ではファイナンシャルプランナーの1番の強みは何でしょう。
ずばり「各分野を横断して対応可能」なのです。
老後の年金額を計算
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不足分は個人年金保険に入りましょう
↓
ちなみに投資信託と保険で分散するのもオススメです
↓
それとお金を貯めていく為に税金を払いすぎないようにしましょうか
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さらに持ち家の自宅は値段が上がっているので売って安いとこに買い換えましょうか
このように1つの相談が各分野に派生していく事がよくあり、結果として情報と考え方を整理出来るのです。
そう。ファイナンシャルプランナーの仕事で一番大事な事は
知識をひけらかす事ではなく、
情報を整理し考え方を確認してまとめる事なのです。
そう考えると情報や知識より、なによりコミュニケーション力が1番必要になる仕事かもしれませんね。