お金が自然と貯まる考え方と行動のヒント
お金が自然に貯まるにはどうしたら良いか。
考え方と行動のヒントを少しだけ。
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私・FP入門夕口は3年前から潰瘍性大腸炎の治療を続けています。
この病気についての説明は省きますが、潰瘍性大腸炎を患ってから食事に制限がかかりました。
動物性脂肪・刺激物・食物繊維はダメダメ。
そうなると、これまで大好きだったカレーライス・豚骨ラーメン・麻婆豆腐などは下手したら一生食べれない。
悲劇です。
そんな中、たまたま知る事となった「ミニマリズム」という考え方が心の支えとなりました。
ミニマリストって聞いたことありますよね。
部屋にモノを置かないとか、同じ格好を続けるとか。
シンプルに生活する人たちの根底にあるのがミニマリズムという考え方です。
それまでの私は、
食べたい物
買いたい物
やりたい事
知りたい事
これらが多すぎて時間・金・エネルギーを浪費する傾向がありました。
今回の病気をきっかけに新しい考え方を取り入れた事で、食事制限を自然と受け入れる事ができ、
自然と行動がシンプルになりました。
行動がシンプルになればパターン化され、新たな行動が追加されれば不要な行動が削除される。
気持ち的に凄く楽になりました。
お金を使うということは「お金を使う行動」を起こすわけです。
その行動がパターン化してシンプルになれば、自然とお金って貯まっていくのではないかなと思います。
もう一つ。
嫌でもお金を貯める仕組みを強引に作ってしまうのもアリです。
積立型の保険とか、個人型確定拠出年金とか、外貨預金とか色々ありますよね。
最初は支払いがシンドイかもしれませんが、すぐに慣れますしそれもパターン化されてしまうものです。
収支の見直し=価値観の確認なのである
ライフプランを考える上で、現状の収支を見直す事は欠かせません。
必ず通る儀式のようなもの。
ちなみに収入を見直すというのは「転職」「副業」など重い話になってくるので、
ここでは支出の見直しについて考えていきます。
支出見直しへのアプローチは2つの視点があります、
①理想を描いてムリヤリ現実に近付ける
②ひたすら無駄を省いてスリムにしていく
①の場合は理想のフォーマットを描き、現実をはめ込んでいくアプローチ。
②の場合は現状分析を行い無駄遣いを減らしていこうとするアプローチ。
一般的に「節約」「家計見直し」を考える際に②の方法が取られがちですが、
個人的には①の方が好きです。
と言うのも、無目的に節約を追求していくと、
・家賃の安いところに引っ越そう
・食費を下げる為に1日2食にしよう
・交通費を浮かせる為に歩こう
・同僚と飲みに行くの止めて真っ直ぐ帰ろう
こんな感じになります。
…こんな人生楽しいですか?
①の場合はこうです。
・家賃は8万円
・保険料は2万円
・通信費は家族で2万円
・車の維持費は1万円
・外食費は5万円
・貯金は5万円
こんな感じで理想のフォーマットを描き、そこに現実を当て込んでいくと
「譲れるところ」と「譲れないところ」が出てきます。
飲み代は落とせないから、その分スマホ代を下げよう。
とか。
趣味にお金をかける分、外食を控えよう。
とか。
こう考えると収支の見直しというのは
何が好きで何が嫌いか
何に価値を置いているのか
行動パターン・思考パターンの確認作業とも言えるのです。
老後の生活資金は本当に不足するのか
金融業界全体が色めき立つワード。
それは
「老後生活資金不足問題」
老後の生活資金が不足する
↓
不足分を今から準備しましょう
↓
その為には…
銀行→iDeCo・積立NISAやりましょうや
保険会社→積立型の保険に加入しましょうや
不動産→不動産投資始めましょうや
老後生活資金不足は金融商品を売る為には「手っ取り早い」とっかかりなのです。
では、老後生活資金は果たしていくら不足するのでしょうか。
考え方は実にシンプル。
①老後の生活費は毎月いくら必要か
②老後の生活費となる収入はいくらか
③差額の不足分はいくらか
①は老後の生活をイメージしてもらう必要があります。住宅ローンが払い終わっているか、お子様の養育費が必要かなど人によって大きく違ってきます。
②については年金額の計算が必要になります。また、仕事を何歳まで続けるか・退職金がいくら貰えるかも計算に入れます。
さて、私が仕事をする上で薄々感づいてる事があります。それは、
「老後の生活資金が不足しない人、かなり多いやん!」
例えば、年金収入が月10万円しか無い単身の方がいらっしゃいます。
「月10万円しか無い」とあえて申しましたが、ご本人からしたら「月10万円も貰えるんか!」と判断を下すケースがあります。
住まいは親から引き継いだ実家で家賃不要。
趣味はない。外食もほとんどしない。
仮に病気しても保険に入っている。
むしろ毎月5万円貯金できそう。
こんな感じで言われてしまうと、
「お、おぉ。それは良かったですね」と言うしかございません。
なので老後生活資金不足問題については、
出来るだけリアルなデータを元に
「ほんまに不足するのかどうなのか?」
から確認していきましょう。
ちなみに、ここまでの話は
現行の年金制度が続いている事が前提です。
年金制度。
20年後、30年後まで本当に続いているのかな〜?
FPに必要な知識と力とは
ファイナンシャルプランナーがどんな仕事をしているのか。
そこをお話しする前に、FPの資格を取る為にはどんな知識が必要なのかを確認していきましょう。
主に6分野です。
①社会保障
②生命保険損害保険
③資産運用
④税金
⑤不動産
⑥相続贈与
では具体的にどんな相談が来た時に対応できるのか。
①社会保障
老後の年金がいくら貰えるのか
②生命保険損害保険
保険を見直したい
③資産運用
どういう方法でお金を貯めれば・増やせば良いか
④税金
節税したい
⑤不動産
家を買いたい売りたい
⑥相続贈与
相続税を少しでも抑えたい
一例を挙げるとこんな感じ。
こうしてみると、
①老後の年金額→自分で調べろや
②保険の見直し→保険ショップに行けや
③お金を増やしたい→銀行に相談しろや
④節税→税理士に相談しろや
⑤家を売り買いしたい→不動産屋に行けや
⑥相続税を抑えたい→税理士に相談しろや
各分野それぞれに専門家がいますので、別にファイナンシャルプランナーにわざわざ相談せんでもええやん?となります。
自分で調べようと思えば調べられるし。
ではファイナンシャルプランナーの1番の強みは何でしょう。
ずばり「各分野を横断して対応可能」なのです。
老後の年金額を計算
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不足分は個人年金保険に入りましょう
↓
ちなみに投資信託と保険で分散するのもオススメです
↓
それとお金を貯めていく為に税金を払いすぎないようにしましょうか
↓
さらに持ち家の自宅は値段が上がっているので売って安いとこに買い換えましょうか
このように1つの相談が各分野に派生していく事がよくあり、結果として情報と考え方を整理出来るのです。
そう。ファイナンシャルプランナーの仕事で一番大事な事は
知識をひけらかす事ではなく、
情報を整理し考え方を確認してまとめる事なのです。
そう考えると情報や知識より、なによりコミュニケーション力が1番必要になる仕事かもしれませんね。
FP入門
ファイナンシャル・プランナーと聞いて「具体的に何の仕事してるのかよく分からない」と感じる方、多いのではないでしょうか。
実際に私もその1人でした。
と言うのも、FPの資格を持っている人というのは
弁護士
税理士
その他もろもろ
こうした方々と比べて圧倒的に人数が多い気がしたからです。
銀行員
保険の営業
不動産業
その他もろもろ
みんなFPの資格を持っています。
でも、上記の方々は資格そのもので商売をするのではなく、
「商売をする上で役に立つかもしれない一つのツール」
として資格を保有しています。
簿記みたいな感じですかね。
なので、「ファイナンシャルプランナー」と聞いて
「なんか凄い資格を持った専門家なんやろなぁ」
と感じる必要もありませんし
「オレ、ファイナンシャルプランナーやで!凄いやろぅ?どや!」
こう威張っている人がいたとしたら、それはダサイですね。
私がこれまで出会ってきた人たちの何人か、いや何十人かはFPの資格を持っていました。
では、その中に「ファイナンシャルプランナーとしての仕事をしている人」は何名いたでしょうか。
0人です。
銀行員は銀行業務を行い
保険の営業は保険販売を行い
不動産は不動産の仲介を行い
目的が別にあるわけです。
その過程でFPの資格が役立てられれば良い。
FPの資格を持ち、かつファイナンシャルプランニングを目的とした業務を行っている人というのは、実は少ないのです。
言ってみれば「簿記の資格を持って簿記そのものを目的とした業務」が少ないみたいなものです。
なぜ少ないのか。
基本お金にならないからです。
(一部の方はそれで稼いでいますが)
弁護士や税理士その他多くの士業は「人生でどうしても必要な時」が来る、、かもしれない。
お金を払ってでも必要な時ですね。
人生でどうしてもファイナンシャルプランニングが必要な時って、来ますかね??
お金払ってでもどうしても必要な時。
どうでしょう。
そもそも、冒頭で出た「何の仕事なん?」という疑問がまだ解決されていません。
そこのところからお話していきましょう。
幸か。不幸か。
そんなファイナンシャルプランナーの仕事をしていくことになったワタクシ「FPタロー」。
しかも無料で。
そんな人が主人公の話です。